在宅仕事と時間設定
在宅仕事の最大の魅力は、なんといっても自分の時間を自由に設定できるという点ではないでしょうか?
しかも、職場は自宅ですから、通勤時間や出勤時間を気にしなくてすみますから、そういった意味でのストレスも緩和されます。
現在育児中であったり、介護中という人にとっては、これほど便利で使い勝手の良いものはないでしょう。
それだけに、在宅仕事のために、一日のうちで果たしてどれくらい時間がさけるか、どういった時間設定で動くかといった点がとても重要になってきます。
在宅仕事は、会社勤務と違って、仕事の受託から、納品までを一貫してすべて自己責任で進めていかねばなりません。
当然、納期というものも発生します。
一度仕事を受けてしまったら、よほどのことがない限りは、途中下車は出来ません。
正確さと最後までやりぬく責任感と粘り強さを要求されます。
自宅で一人でできるという精神的な気楽さはありますが、自分で自分の体調や時間を管理していかねばならないという厳しさは増大します。
納期を守るためといって、やみくもに長時間心身ともに酷使してやればいいというものではないのです。
在宅仕事を連日連夜徹夜でこなして、仮に形だけうまく納期に間に合わせられたとしても、ミスが多ければ、その仕事は、二度とこなくなる可能性だってあるのです。
人間の集中力は2時間が限度といいますから、それ以上に過度のスケジュールで作業をしても、効率も悪くなるでしょうし、あまりいいことはありません。
気持ちはわかりますが、ほどほどのところで切り上げて、しっかりと休息を取るように心がけましょう。
もし、効率よく在宅仕事をこなしたいのなら、一日だらだらと仕事をするよりも、始めにしっかりとした時間
設定をして、規則正しい生活をすべきです。